「野球用のグローブってどう選べば良いの?」「種類が多すぎて何を買えば良いか分からない」
このような疑問・お悩みをお持ちの方、いらっしゃいますよね??
野球専門店GorillaSports を営むゴリスポは、↑のような質問・お悩み相談をよくいただきます。
今回は、野球用グローブの種類とポジション別のグローブ特徴を、グローブマイスター・ゴリスポが解説します!
野球用グローブの種類とポジション別の特徴について
- ピッチャー用グローブ
- キャッチャーミット
- ファーストミット
- 内野手用グローブ
- 外野手用グローブ
野球用グローブは、大別するとこの5種類に分けられます。
ここからは、この5種類のグローブの特徴を解説していきます。
ピッチャー用グローブの特徴
ピッチャー用グローブは、ウェブに隙間がないなど、手元がバッターに見えづらく設計されていることが特徴です。球種がバレないようにする工夫なのですが、指の動きで球種がバレることもあるため、大抵のピッチャー用グローブには指カバーも付いています。
細かく分けると、ピッチャー用グローブには縦型と横型の2種類があり、投球の際にグローブを握りつぶすように使うピッチャーには横型がおすすめ、そうでないピッチャーには縦型がおすすめです。
また遠心力を使うパワーピッチャーは比較的重めのグローブを、制球力を重視するコントロールピッチャーは軽めのグローブを選ぶと良いでしょう。
キャッチャーミットの特徴
キャッチャーミットは、ピッチャーが投げる球の捕球が主な役割であるため捕球面が広く、突き指をしないよう親指部分と小指部分が分厚くなっていることが特徴です。
キャッチャーミットにも、縦型と横型の2種類がラインアップしているメーカーが多く、横型のミットは、構えた際に親指が地面と平行になります。そうすることで、横に広くポケットを使うことが可能になります。
対して縦型のミットは、構えた際に親指先端が上を向き、ポケットを縦に広く使えます。縦に落ちる変化球を投げるピッチャーも増えてきたため、近年では縦型のキャッチャーミットを選ぶ人が多くなってきました。
ファーストミットの特徴
ファーストの主な役割は、野手からの送球を確実に捕球すること。そのためファーストミットは、縦に長い捕球重視の形状になっていることが特徴です。ただし、キャッチャーミットほど捕球に特化したグローブではなく、操作性の高い野手用グローブの利点も併せ持つことがポイント。
基本的には捕球が主な仕事ですが、ゴロを捌いて送球したり、外野手からのカットプレーに入ったりと、捕球以外のプレーも必要なポジションなので、コンパクトなファーストミットを好むプレイヤーもいます。
ファーストを守る方は、手の大きさやプレースタイルなども考慮して、ファーストミット選びをしてみると良いですよ。
内野手用グローブの特徴
内野手用グローブは、セカンド用、サード用、ショート用の3種類のグローブに分けることができます。
セカンドは、捕球後スムーズに送球することが求められるポジションです。そのためセカンド用グローブは、ボールを掴むのではなく、当てて捕る、浅ポケットの操作性が高いグローブになっていることが特徴的。操作性が求められるため、他のポジションのグローブよりもコンパクトであることも一つの特徴です。
サードは、バッターとの距離が近く強烈な打球が飛んでくるポジションです。そのため、サード用グローブは内野手用の中では最も大きく、ポケットが深く設計されていることが特徴となります。
ショートは、サードと同様に鋭い打球が飛んできやすいポジションでありつつも、セカンドと同様にフィールディングの機敏さも求められるポジションです。そのためショート用グローブは、セカンド用のように操作性の高いコンパクトさを重視した設計でありながらも、サード用のような掴めるタイプのものもある点が特徴となります。
外野手用グローブの特徴
外野手は他のポジションと比べて守備範囲が広いポジションです。フライを捕ることも多いため、外野手用グローブは、ポケットが深く縦長に大きいグローブとなっていることが特徴です。
ギリギリのボールもグローブの先端でキャッチできるような形状になっているほか、他のポジションのグローブと比べると軽く設計されていることも多いことも外野手用グローブの特徴と言えるでしょう。
野球をするならポジションに合わせたグローブ選びを!
野球では9つのポジションがあります。それぞれのポジションに役割があるため、グローブにも異なる特徴があり、ポジション別にグローブを選ぶことが重要です。
本格的に野球を始めたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてグローブ選びをすすめてみてください!