野球を本気で楽しむなら、グローブにはこだわりたいですよね。とはいえ、硬式用や軟式用など、グローブにはさまざまな種類のものがあって悩んでしまいます。
この記事では、野球のグローブの選び方を徹底解説します!
初心者から上級者まで、役立つ情報が満載。野球を120%楽しむためにも、ぜひご紹介するグローブの選び方を参考にしてみてください!
野球用グローブの選び方のポイントを5つご紹介
野球ではポジションや用途などに合わせてグローブを選ぶ必要があります。
ここからは、ポジション別のおすすめグローブと選び方のポイント、また、天然革や新素材など素材の違いについても解説していきます。
選び方のポイント1. 軟式用か硬式用か
軟式野球では使用するボールがゴムでできているため、グローブの選び方のポイントとして、革のしなやかさが重要となります。また、薄手で軽量に作られていることも軟式用グローブの特徴の一つ。
硬すぎるグローブを使うと、ボールが跳ね返ってしまい捕球が難しくなるためです。
対して硬式野球では、石のように硬いボールが飛んでくるため、ボールを確実に捕球できる頑丈なグローブが不可欠です。
革や芯材はしっかりとしたものを選ぶ必要があり、硬式用は軟式用に比べて重量感のある硬めの作りになっています。
選び方のポイント2. ポジション
グローブは、ポジションによって大きさや形状が異なります。
例えばストレートが持ち球の投手は、重めのグローブを使うことで遠心力が使えより速い球を投げられることに繋がったり、技巧派の投手は軽量でコンパクトなグローブを選ぶことで安定感とフィールディング力向上に繋がったりします。
内野手用のグローブは、全体的に送球までを意識してコンパクトな形状である上で、セカンド用が最も小さくて使いやすさが重視されており、サード用が最も大きく深いポケットが特徴的、ショート用はその中間的な形状であることが特徴です。
外野手用は、広い守備範囲をカバーするという意味でも、縦長のポケットで上下の動きに対応しやすい形状となっています。
オールラウンド用のグローブは、サイズが内外野手用の中間ほどで操作性が高く、初心者でも扱いやすいでしょう。
キャッチャーミットは縦型や横型など構えの向きで選び、ファーストミットはコンパクトで指先捕球に適しています。
ポジションスタイルによって、最適な形状やサイズを選んでみてください。
選び方のポイント3. グローブのサイズ
グローブの選び方におけるサイズの重要性は高く、こだわるべきポイントの一つです。
グローブのサイズを測定する場合、手首から人差し指までの長さを、グローブに沿って内側を測ります。
メーカーごとにサイズ表記が異なるので注意が必要ですが、一般的なサイズは下記の通りです。
- 投手用:29~30cm
- 内野手用:26~29.5cm
- 外野手用:30~33cm
- 捕手用:32cm
選び方のポイント4. グローブの素材と耐久性
天然皮革(牛革)は人工皮革のグローブに比べて高価ですが、優れた耐久性と柔軟性を持っているのが特徴です。
天然皮革(牛革)の代表的なものにステアハイドとキップがあります。
ステアハイドは2年以上経った去勢雄牛の革で、野球用グラブによく使われる一般的な素材です。
キップは6カ月から2年の子牛の革で、繊維密度が高くて薄く、丈夫な高級素材です。
ほかにも和牛やホルスタインの革を使った「内地物」と呼ばれる国産品などもあります。特に和牛革は運動量が多いために繊維が強く、キャッチャーミットなどに適しています。
天然皮革は定期的な手入れが必要ですが、使えば使うほど手に馴染み、フィットしていくのが特徴です。
人工皮革のグローブは、気軽に野球を楽しみたい初心者におすすめです。
天然皮革に比べて安価ですが、時間の経過とともに柔軟性が失われたり、ひび割れたりする可能性があります。
本格的に野球を楽しみたいなら、天然皮革を選ぶようにしましょう。
選び方のポイント5. 使うユーザーの好み
クラブチームや部活など、公式な大会では使用できる色が決まっていることも多いです。
公式戦で使用する可能性がある方は、ブラウン系、オレンジ系、ブラック系、ブロンドカラー系あたりから選びます。
そうでない方は、人気のプロモデルなどもおすすめで、坂本選手やイチロー選手、今永選手など、さまざま有名選手モデルが発売されていますよ。
自分の用途と好みに合わせて、カラーやプロ選手モデルなどからグローブを選んでください。
まとめ
本記事では、硬式用と軟式用のグローブの特徴や、ポジション別におすすめのグローブとその選び方のポイントを解説しました。
グローブの選び方で最も重要なのは、自分自身のプレースタイルに合ったグローブを選ぶことです。
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硬式・軟式の種類に関わらず、ポジション毎の型やウェブの形状、表裏革の素材、指あて・芯止めのスタイルまで、こだわりの細かい部分までカスタマイズ可能です。
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