革の質や作りなど、グローブにはメーカーごとにさまざまな特徴があります。そのためメーカーによっては、「内野手用にはおすすめだけど、外野手用には…」などということも。
ですので今回は、プレイヤーでもあるグローブのプロ・ゴリスポが、硬式外野手用グローブとしておすすめの野球メーカーを4つピックアップ!
硬式野球をやっている方で、外野手用グローブをお探しの方はぜひ参考に!
プロが厳選!硬式外野手用グローブメーカー4選!
ゴリスポがおすすめする硬式外野手用のグローブメーカーは「GS」「ミズノ」「ゼット」「てっぺん」の4メーカー。
(※本当に良いと思うものに絞ったため、キリ悪く4メーカーになりました)
GorillaSports(ゴリラスポーツ)
GorillaSportsは、外野手歴15年以上のゴリスポが手がける野球メーカーです。
硬式外野手用としては、「ガッチリ掴み型(33cm)」「ガッチリ鬼掴みヘラクレス型(33cm)」「バランス型(31.5cm)」の3種類をラインアップ。
「ガッチリ掴み型」は、浅すぎず深すぎないポケットが特徴の大きめの硬式外野手用グローブ。少しの捻り捕り型付け加工を施していることにより、ガッチリと捕球ができ落球率が下がります。
「ガッチリ鬼掴みヘラクレス型」は、他メーカーには無い、新しい感覚でボールを捕球することができる唯一無二の硬式外野手用グローブ。従来の「ガッチリ掴み型」は広く深めのポケットで掴み捕る型番だったのに対し、「ヘラクレス型」は捻りに特化し、投げやすさ抜群、そして特殊構造によりボールが落球しづらくなっています。とにかく守備に不安がある、外野守備をもっと上達させたい方におすすめ。
「バランス型」は、大型外野手用の「ガッチリ」「ヘラクレス」とは異なり、小ぶりで浅く、広い硬式外野手用グローブとなっています。内野手用グローブの延長とも言える型なので、内野手から外野手に転向したプレイヤーなどにおすすめ。
ミズノ
外野手用グローブを選ぶ際に重視すべきポイントとしては、「親指と小指の開閉のしやすさ」「深すぎないポケット」「土手の手前でゴロ捕球が出来るか」「指先の強さ」などが挙げられます。
この4つのポイントがバランスよく取れた硬式外野手用グローブを作るのが、イチロー選手なども使用した「ミズノ」です。
中でもゴリスポがおすすめするのは、「ミズノプロ 上林誠知モデル」と「ミズノプロ 梶谷隆幸モデル」。ポケットの構造が広く設定されており捕球力も高まること間違いなし。
ゼット
3つ目におすすめしたい硬式外野手用グローブは「ゼット」。「ゼット」は内野手用や投手用グローブとしては非常に高い評価を得ているものの、なぜか外野手用グローブとしては存在感が薄い。
ただし、クセがなくて使いやすい外野手用グローブを作っていることは間違いありません。なんなら、「ミズノ」のグローブよりもクセはないのではないかな、とゴリスポは感じます。
その中でもおすすめなのは、「267型」の硬式外野手用グローブ。クセの少ない外野手用グローブを求める方は、ぜひ「ゼット」のものを選んでみては?
てっぺん
4つ目に紹介するのは「てっぺん」の硬式外野手用グローブ。
「てっぺんにいくため」に開発された同社のグローブは、奥行のある捕球面で開閉しやすく、ボールをこぼすことがない硬式外野手用グローブとなっています。ポケットの深さは、その他の外野手用グローブと比べても圧倒的に深いです。
また、パカパカもしやすいグローブであり、オーソドックスであり使いやすい外野手用グローブを求めている方におすすめ。
まとめ
硬式外野手用グローブのメーカーとしては、「GS」「ミズノ」「ゼット」「てっぺん」の4メーカーが特におすすめ。
ぜひこの記事で紹介したメーカーのグローブを使って、球際に強い守備職人を目指してみてください!