「内野手用のグラブって、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「大きめと小さめ、掴み型と当て取り型で迷っている」
「小指2本入れって、実際どうなの?」
ゴリラスポーツ本店にも、この手の質問が毎日のように届きます。ただ正直に言えば、“ゴリスポ先生個人のおすすめ”と”あなたに合うグラブ”は、必ずしも一致しません。プレースタイル、体格、レベル、ポジションで、合う1本は変わってきます。
そこで今回は、内野手用グラブの選び方をタイプ別に整理して、自分に合う1本の見つけ方を解説していきます。ゴリラスポーツ本店で実際に提案している考え方をベースに、具体的なおすすめモデルもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ネットで内野手グラブを買うときは、必ず事前にしっかり調べてから。個体差もあるので、迷っているなら店舗で実際に触ってから決めるのがベストです。

内野手グラブ選びの主流は「大きめの掴み型・芯硬め」

まずは、いま内野手用の主流になっているタイプから。
現場感覚として、大きめの掴み型で、芯材が硬めのタイプが支持されています。
GSでも、サムライ型(約29.5cm)がこの主流を体現するモデルとしていちばん売れています。大きめの掴み・芯材硬め・がっちり掴めるタイプ、と3拍子そろった内野用です。
とはいえ、これが全員に合うわけではありません。ここからは、選び方の軸に沿ってタイプ別に見ていきます。
内野手グラブの選び方1:サイズで選ぶ
大きめの内野手用グラブが好きなら

大きめ・掴み系を体感するのに向いているモデルはこちら。
- GS サムライ型(29.5cm・芯硬めの掴み系)
- アストラルK 605型(リガーレバックの王道掴み系)
- アメイジング 006型(ガバッと開いてガバッと掴めるタイプ)
コンパクトな内野手用グラブが好きなら

- Dクエスト 141型(捕球面広めで、サイズ以上に小さく感じやすい)
- GS 当て挟み型 5mmアップ(28.3cm・小ぶりで手のひらが広め)
コンパクト系は、小ぶりになるほど手のひら側が広く設計されている傾向があります。ここも選ぶときの目安になります。
内野手グラブの選び方2:ポケットの深さで選ぶ
深めで掴みたい内野手におすすめ

奥でしっかり掴みたい選手には、こちらのモデル。
- GS 鬼サード(ウェブ下でしっかり掴む・小指推奨・順巻き人気)
- GS サムライ型(芯硬め・深め・掴みの安定感)
- アトムズ 026型(ウェブ下一点で掴む万能タイプ・型付けで中央取りにも寄せられる)
なお、順巻きにすると掴み寄り、逆巻きにすると挟み取り寄りに仕上がります。同じ型でも巻き方で顔がガラッと変わるので、ここは意識しておくと狙った通りに近づけやすいです。
広めで当て取りしたい内野手におすすめ

面で当てて捕るタイプが好きなら、こちら。
- GS 当て挟み型/スーパー当て挟み型(捕球面が広く、ウェブ下側でもボールを操作できる)
- アトムズ 066型(指股ありで超広め・当て取りの代名詞)
ただし、当て取り系は難易度がやや高めです。世の中の7〜8割の選手が「奥で掴むグラブ」に慣れているので、SNSで見かけて066型を買ったけれど合わなかった…という声もよく聞きます。慣れれば十分使いこなせるので、練習と併走できる方には強くおすすめできます。
内野手グラブの選び方3:ポジションで考える
奥で掴む系は、サードのように「取って投げる」動作がメインのポジションにハマります。
一方で、二遊間の選手は少し話が変わります。横のボール、後ろのボール、飛びついたボールを素早く握り替えて送球する動きが多いので、捕球面が広いタイプ(当て挟み系)の方が理にかなうケースが多いです。
肩の強さや、自分の得意な動きも含めて、ポジションから逆算するのもひとつの選び方です。
内野手グラブの選び方4:小指2本入れ or 5本指で選ぶ
ここ数年、小指2本入れは一気に増えました。ゴリスポとしてのスタンスはこうです。
- 守備を上達させたい・可能性を広げたい選手は5本指を推奨
- とにかく掴みたい・肩に自信がある選手は小指2本入れもあり
- 30代以降の草野球プレーヤーは小指2本入れが扱いやすい
うまい選手ほど、5本指で「いかにコロコロと転がして捕るか」を意識しているケースが多い、というのが現場で見てきた印象です。
小指2本入れで使いたい内野手におすすめのモデル

- アトムズ 015型(小指セパレートタイプ・小指仕様に振り切った設計)
- GS 鬼サード/サムライ型(小指2本入れにも対応)
- GS サムライ型 セパレート小指仕様(指かけ位置を下げて、5本指の感覚で小指2本入れに移行できる仕様。オーダー対応)
小指未対応のグラブで無理に小指2本入れを使うと形が狂うことがあるので、小指を使うなら対応モデルから選ぶのが安全です。
中学硬式の内野手グラブ選びで気をつけたいこと

中学硬式では、「本体と紐の色が同じでないとピッチャー不可」というルールを設けている連盟が多いです。ピッチャーもこなす選手には、ワールドペガサス WGK651Fのようなピッチャー内野兼用モデルが安心です。
「ピッチャーもやる可能性がある」という中学硬式の選手には、こういう兼用モデルを選んでおくのが安全です。
ゴリスポの内野手グラブ・ナンバーワンは「GS 鬼サード(純正サイズ)」

最後に、ゴリスポ自身が「今、自分が使うならこれ」というナンバーワンを共有します。
答えは、GS 鬼サード(28.7cmの純正サイズ)。
以前は10mmアップしたモデルを使っていましたが、正直大きすぎました。30cm近いサイズになると、ボールを掴んだ感覚が薄れて握り替えに苦戦するからです。ゴリスポでもそう感じるくらいなので、レベルの高い選手ほど影響が出ます。
「でかければいいじゃん」という考えは、内野用に関しては一度置いてみてほしい。これがゴリスポの結論です。
もし高校生に戻るなら、迷わずGS サムライ型を選びます。芯が硬く負けにくいので、強い打球にしっかり対応してくれます。小指2本入れで使うならサムライ型のセパレート仕様もかなり強い候補です。
内野手グラブの選び方まとめ
内野手用のグラブ選びは、次の軸で整理するとかなりスッキリします。
- サイズ:大きめ or コンパクト
- 深さ:深めで掴み or 広めで当て取り
- 巻き:順巻きで掴み or 逆巻きで挟み取り
- 小指2本入れか5本指か:プレースタイル・年齢で判断
- ポジション:サード寄りなら掴み系、二遊間なら広め
- 中学硬式:ピッチャー兼任なら同色仕様の兼用モデル
「有名だから」「SNSで人気だから」ではなく、自分のプレースタイルに寄せて選ぶ。ここを意識するだけで、失敗する確率はぐっと下がります。
それでも迷ったら、ぜひゴリラスポーツにご相談ください。GSグローブに限らず、幅広いメーカーの中から、あなたに合う1本を提案させていただきます。



